小さな旅 北九州市
こんにちは!
先日思い付いて、北九州市の戸畑(とばた)に行ってきました。電車の窓から見る戸畑は北九州工業地帯の大きな工場が見られますが、駅に降りたことはなく、電車で行って歩いて街を見たいと言ったら、夫も「いいね」と言う感じで小さな旅に行ってきました♪
JR戸畑駅北口に出て海に向かうと、向こうに戸畑と若松を結ぶ赤い橋、北九州のシンボル的な若戸大橋(わかと)が見えます。北口はひっそりした感じですが、道路も歩道も広々としていて、昔の賑わいを感じます。
赤い大きな橋は近くで見るとなかなか迫力があります。この橋は車道だけで人は通れないので、対岸の若松に行くのには船です。ほんの3分ほどですが、戸畑、若松間の洞海湾を船で渡ります。
戸畑と若松を渡る若戸渡船に乗ると、工場の煙突があちこち見えます。有名な八幡製鉄、今の新日鉄をはじめ大きな工場が並んでいて、小学校の時に習った北九州工業地帯を思い出す眺めです。
3分ほどで対岸の若松に到着、最短の船の旅です(笑)海岸沿いの遊歩道が広くてしゃれていました。
海沿いを歩いて北九州から始まった1部上場企業の若築建設の資料館へ。明治時代、若松は炭鉱で栄えており、若築建設は戸畑との間の洞海湾を掘って、石炭の輸送をする港湾工事から始まった会社だそうです。北九州と洞海湾の歴史を知ることができて面白かったです。
この資料館、入場料無料でしかもシャボン玉石鹸までいただきました。北九州の洞海湾は昔公害で有名でしたが、このシャボン玉石鹸は同じ北九州の会社で、人にも環境にも優しい純粋な石鹸を作っています。ちなみに私も使っています。
※傾いた建物は、昔の洞海湾の船の見張りをする所だったそうです。
再び船で戸畑に戻りましたが、若松と戸畑を結ぶ若戸渡船は料金100円で10分から15分おきに出ており、自転車の人もちらほらと見られて市民の足になっているようでした。
さてお昼は電車の窓から大きな看板が見えたお蕎麦屋さんで、鍋焼きうどんです。一見地味な鍋焼きでしたが、シイタケ、筍、鶏肉どれも肉厚で半熟卵に九条ネギ?どれも美味しくて、実力あり(笑)また食べたい鍋焼きうどんでした。
長くなりましたので今回はこの辺で終わりますね (^^♪